
社会人3年目でNISA制度を活用し資産400万円を突破しています。
新NISAを利用する上で、ほったらかし投資におすすめの銘柄5選をまとめてみたので参考程度にどうぞ
最初にほったらかし投資のおすすめ銘柄を3つ紹介しますね。
銘柄 | おすすめ度 | 初心者向け | リスク |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 普通 | ||
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 少し高い | ||
eMAXIS Slim バランス(8 資産均等型) | 低い |

特にこだわりが無ければ有名な「オールカントリー」か「S&P500」を選んでおけば間違いありませんよ
上記表を参考にぜひ自身が興味のある銘柄を選んでみて下さい!
「上記の内容を詳しく知りたい!」という方は是非記事を読み進めてくださいね!


【前提】ほったらかし投資は長期運用で効果がでる

まず前提、ほったらかし投資を考えている場合は長期運用向きの銘柄を選ぶべきです。
なぜなら短期で利益がでるような投資は、当たり前の話ですがほったらかしておくと損をするからです。
ですので「ほったらかし投資」をする時はきちんと「長期運用に合った投資方法」を選ぶ必要がありますので注意しましょう。
新NISAでほったらかし投資は問題ない?
新NISAでほったらかし投資をしても、結論問題ありません。
むしろ長期運用をする場合、むやみに触らず積極的にほったらかしておいた方がパフォーマンスが良くなるでしょう。
なぜなら逐一短期の値動きを確認していると、利確や損切りの為に商品を売却したくなる人が多いからです。
長期運用をしようと決めている投資家はぜひ「長期運用に合った銘柄」を選び、ほったらかし投資を実践しましょう。
長期運用でほったらかし投資をする効果は?
長期運用は具体的にシミュレーションしてみると、有効性がわかります。
以下のグラフは100万円を利回り5%で30年間運用した場合のシュミレーションです。
引用元:moneyforwardクラウド
このグラフを見ると運用期間5年程度では約30万円しか増えませんが、運用期間30年では元々100万円だったものが約450万円まで急激に上昇しています。
このように長期間運用をし続けることで、資産を増やせる可能性が高くなる訳です。
ほったらかしで積立投資をするメリット

ほったらかし投資をする場合は基本的に毎月積立している人がほとんどです。
なぜなら毎月積立設定をしないと、結局投資のタイミングで色々作業が必要になるからです。
今回はそんな積立投資をほったらかしでするメリットを3つ紹介します。
1つずつ確認していきましょう!
購入のタイミングに悩まなくなる
投資をしていると、「買い時は今なのか」「様子をもう少し見るべきか」と多くの人が購入するタイミングに悩みます。
市場価格は日々変動する為、最適なタイミングを見極めることは投資のプロにとっても困難です。
しかしほったらかしの積立投資では自動的に決まったタイミングで毎月買付が行われる為自分で判断する必要がありません。
その為タイミングを考えないで良い分投資家の負担が減り誰でも始めやすいです。
手間がかからない
次のメリットは買付設定によって手間がかからないことです。
仕事に家事などで毎日忙しく過ごしている人にとって、相場をこまめに確認したり毎月購入の作業をすることは負担になります。
実際僕も投資を3年以上していますが、基本的には「ほったらかし投資」な為、相場の確認や資産状況の確認はほとんど行っていません。
「毎月3万円を3日に購入」という風に買付設定をしておけば運用にかかる手間が省略されるため、忙しい人にとっても続けやすい方法です。
購入タイミングの分散でリスク軽減が期待できる
ほったらかし投資をすることで「ドルコスト平均法」という投資方法を利用でき、リスク軽減が期待できます。
引用元:金融庁
このように毎月一定額を投資することで最終的な購入単価を下げることができ、価格変動リスクを軽減することができます。
前述でもお伝えした通り、市場価格の変動を正確に予知するのはプロでも難しいです。
それに対し、「ドルコスト平均法」は一定額を毎月積立するだけなので初心者でもでき、おすすめの手法ですよ!!
ほったらかし投資に向いた銘柄の選び方2選

新NISAで「ほったらかし投資」をする場合最初の銘柄選びが重要になります。
なぜならほったらかしておく以上変な銘柄に投資した結果、「気付いた時には大損」なんてこともあり得るからです。
そうならない為の銘柄の選び方を2つ紹介しますね。
銘柄選び方2選
見ていきましょう。
長期的に成長しそうな銘柄を選ぶ
ほったらかし投資をする時は長期的に見て成長が期待できる銘柄かどうかで選ぶことがとても重要になります。
なぜなら先程もお伝えした通り「ほったらかし投資」は長期運用が前提である為、相性が良いからです。
実際僕も新NISAでは世界経済や米国経済の成長と共に長期的な値上がりが期待できる、全世界株式や全米株式に投資できる商品を選んでいます。
多くの銘柄が存在しますが長期的な成長を期待する場合、米国をターゲットに投資をすることがポイントですよ!

経済の中心であるアメリカの長期的成長は得に期待できるはずですよ
投資信託を選ぶ
「ほったらかし投資」をする場合なるべく投資信託の銘柄を選ぶべきです。
なぜなら個別株等のリスクの高い銘柄ではなく投資信託の銘柄を選んだほうが投資対象を分散でき、リスクを減らせるからです。
投資信託なら1本でさまざまな地域や国の資産に分散投資が可能です。
投資先の分散によるリスクヘッジ効果が期待でき、個別株より値動きが安定的なので投資信託の方がほったらかしにしやすいですよ。
分散投資がなぜリスクを減らせる?
分散投資によってリスクが軽減される理由は以下の画像が例です。
引用元:金融庁
この画像のように1つに絞らず複数の銘柄に投資をすることで、特定の資産や市場に依存せずにすみます。
そうすることで「下落した銘柄を他の銘柄でカバーする」ことができリスクが減らせる訳です。
ほったらかし投資におすすめの銘柄3選

先述で述べた「ほったらかし投資に向いた銘柄の選び方2選」を踏まえておすすめの銘柄3つ紹介します。
「長期的に成長しそう」かつ「投資信託」の銘柄を紹介しているので銘柄選びに悩んでいる方は是非参考にしてください!
どれも投資信託なので比較的リスクは低めですが、その中でもよりリターンが得られる(リスク高い)順に紹介いていきますね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
引用元:SBI証券
銘柄 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
信託報酬 | 年率0.09372%以内 |
組入商品 | 米国100% |
純資産総額 | 4兆837億7,100万円 |
アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動する成果を目指し、米国株への投資を行うインデックスファンドです。
世界の株式市場で取引されている株式の価値の約4割がアメリカの株式市場にあります。
市場が大きい為長期的な成長が期待できるはずです。
世界経済に対する影響力が強いアメリカの株式に投資したい方は、この商品でほったらかし投資を行うのがおすすめです。

オールカントリーよりもアメリカの投資割合が大きい為、分散性は減ります。
オールカントリーよりもリターンを求めている人におすすめですよ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
引用元:SBI証券
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
信託報酬 | 年率0.05775%以内 |
組入商品 | 米国60%日本5%その他先進国等35% |
純資産総額 | 2兆8,908億1,900万円 |
投資対象が世界中の株式(特にアメリカ)になっており比較的リスクが低い銘柄です。
この商品1本で、日本を含む先進国および新興国の株式への分散投資ができます。
プロが自動的にリバランス(中身の調整)をしてくれるため投資家自身が何か判断や手間をかける必要がなく、ほったらかし投資にうってつけの銘柄といえるでしょう。

アメリカ以外の国にも分散投資している分よりリスクを抑えられているイメージですよ
eMAXIS Slim バランス(8 資産均等型)
引用元:SBI証券
銘柄 | eMAXIS Slim バランス(8 資産均等型) |
信託報酬 | 年率0.143%以内 |
組入商品 | 国内株・先進国株・新興国株・国内債券・先進国債券・ 新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産 |
純資産総額 | 3417億3600万円 |
8資産に12.5%ずつ均等に投資するため、「オルカン」や「S&P500」のような株式のみが投資対象の投資信託に比べてリスクが分散されます。
その分株式100%の銘柄よりはリターンが減ってしまいがちですが、投資に「リターンとリスクの関係」は切り離せないので仕方ないでしょう。
よりリスクを抑えて「ほったらかし投資」をしたい方におすすめですよ!
新NISAでほったらかし投資をする時の注意点3選

次に実際ほったらかし投資をする時の為に特に注意してほしい点を3つ紹介します。
どれも実践の上でとても重要ですので起点と確認しておきましょう。
余裕資金を投資に回す
これは投資をする上で必須の考え方なのですが、必ず「余裕資金」を使うようにしましょう。
理由は簡単。「いざという時に必要なお金は確実に残しておくべきだから」です。
これから数十年単位で投資を始める時、「毎月生活費を削って投資をする」のか「生活に必要のないお金で投資をする」のかでは心の余裕が全然違います。
ほったらかし投資はどれだけ「将来の資産目標の為に継続できるか」が成功の鍵なので日々の生活にまずは余裕ができるだけ貯金をしてから始めた方が吉ですよ。

生活費の3か月分は最低でも貯めてから投資を始めるべきです。
値動きを気にしすぎない
どれだけ「リスクの低い銘柄」を選んだとしても投資である以上元本割れの可能性を0にすることはできません。
その為投資初心者にありがちなのが、「短期的な値動きを気にしすぎる」ことです。
ほったらかし投資が「長期運用前提」だということが分かっていたとしても、始めたての頃は毎月の値動きが気になってしまうものです。
今回紹介している銘柄は「長期運用」してこそ効果が発揮されますので、目的に合った投資方法を意識しましょう!

もちろん投資に正解はないので売却が間違いという訳ではないですよ。
年に1回は運用状況を確認する
「あれ?さっきは気にしすぎないと言ってなかったっけ?」と思うかもしれませんが、全く自身の運用状況を確認しないのもNGですよ。
なぜなら「市場の変化」「投資の慣れ度」等により投資額や銘柄を見直す場を定期的に作るべきだからです。
例えば最初は「毎月3千円程度」積立し、2,3年後投資の知識が身につくと「毎月3~5万円に増やす」という自身の投資知識に合わせて見直すのもありです。
「投資している銘柄」や「毎月の積立金」は1年に1度くらいのペースで見直しておくと安心ですよ!

もちろん問題なければ確認だけしてそのままでもOKです!
僕も1年以上何も触ってませんよ!
新NISAでほったらかし投資におすすめの証券会社2選

新NISAで投資をする場合口座開設が欠かせません。
「まだ口座開設していない」という人向けに「ほったらかし投資におすすめの証券会社」を2つ紹介しますね。
参考程度にどうぞ!
SBI証券
一番のおすすめはSBI証券です。
なぜなら投資信託の商品が豊富で投資初心者にも使いこなしやすくなっているからです。
投資信託商品数 | つみたて投資枠:271本 成長投資枠:1351本 |
実際僕もSBI証券で口座開設していますが、かなり豊富な商品に加えて「ユーザーの多さ」や「サポート体制の充実度」から参考になる情報が多くかなり助かっています。
証券会社選びに迷ったらSBI証券で間違いないですよ!

クレカ積立にも対応していて最大3%のポイント還元も大きいですよ。
楽天証券
次におすすめが楽天証券です。
正直「楽天ポイントを使っているなら楽天証券」「それ以外はSBI証券」くらいの感覚でも良いかもしれません。
なぜならこの2つのサービスにそこまでの差はないから…。
投資信託 | つみたて投資枠:251本 成長投資枠:1324本 |
商品の数もそこまで変わらず、「ユーザー数」や「サポート体制」も十分ですので投資初心者でも扱いやすい証券会社と言えるでしょう。
「楽天ポイントを貯めている」など楽天サービスをよく利用している人は楽天証券の方が良いかもしれません。
よくある質問

銘柄はいくつ買うべきですか?
結論最初は「投資信託の銘柄を1つ」が良いと思います。
なぜなら先程もお伝えした通り投資信託のメリットは「1つの銘柄で分散投資ができること」だからです。
分散投資でリスクを抑えられている為、管理のしやすさ的にも1つに絞るのがおすすめです。
ほったらかしたときのシミュレーションを教えてください
月5万円を年利3,5,7%で30年運用した時のシュミレーションです。
是非参考にしてください!

新NISAの投資家の平均の積立金額が3~7万円なので多くても月5万円くらいが現実的だと思いますよ!
まとめ

どーだったでしょうか?
新NISAでほったらかし投資をする際は、以下のポイントに注目して銘柄を選びましょう。
ほったらかし投資では、利益を得るまでにかかる時間がとても長いです。
しかしその分将来的には低リスクで大きな成果を挙げられます。
ほったらかし投資を成功させる為にも、短期の値動きに一喜一憂せず長期的な目線で運用と資産管理を行いましょう!。